「ホールドハンズ」としてできる事を考えてみました
「ホールドハンズ」は、地域の子どもやお年寄りをつなぐ活動をしています。
❝放置子❞の背景にある孤立や不安、居場所のなさに寄り添うことができます。
①あたたかい居場所
・放課後に、誰かといられる場所をつくる
・昔遊び(けん玉や、お手玉、あやとり、塗り絵、おりがみなど)←なぜか、ゲームより一緒にこれらをしよって言ってくれます。
・手仕事を通じた交流
②お年寄りとのつながりで❝見守り❞
・高齢者の❝見守り役❞としての参加は、子どもの安全を守るだけではなくて、両者に役割と自信を持たせる
・〇〇ちゃん、〇〇くんって声をかけてもらえると、安心感と心のよりどころとなる
③孤立している親や家庭へのアプローチ
・子どもの様子を通じて家庭の課題見つけたら、必要に応じて行政や支援団体と連携
・親自身の孤立、困窮、疲弊が深く関わっていることが多いので、親への支援も大切な柱
④自己肯定感を育む
・「できた!」「ほめられた!」「やり遂げた!」体験の積み重ねで自己肯定感を育てる
・「自分には価値がない」と感じてしまうことがあるため、小さな成功体験とあなたがいると助かるよっていうのをいつも伝える
⑤継続的なつながりを作る
・「また逢えるよ」「いつでも来ていいよ」
そのひとことが、ひとりの子の明日を変えるって信じてます。
そもそも、「放置子」と呼ばれる子どもが生まれない社会が望まれます。
子育ては、本来ひとりでするものじゃないはずです。
「助けて」ということすら難しい親がたくさんいます。
「助けて」って言えない親や子どもが多いからこそ、こちらから気づいて
手を差し出すことが大切です。
※親の気持ち
本当は家にいて子どもを見ていたい。
抱きしめたり、話を聞いたり、一緒に笑ったり。
でも、それだけじゃ暮らしていけない。食費も学用品も、光熱費も家賃も。
「どうして子どもを放っておくの?」って言われるたびに
本当は私だって放ってなんておきたくないって泣きたくなるだろう。。
放置してるんじゃない、置いていかざるを得ないだけ
だから、世間の人たちも責めないであげてほしい
「あの子と遊んじゃダメ」「依存しちゃうからあの子と遊ばないで」「甘えさせたらきりがない」
そんな言葉を、耳にしてしまう事もあります。
不安や戸惑いを抱える人たちがたくさんいるのも事実です。
「助けたいけど正直疲れてしまう」「頼られ過ぎて、自分の時間がなくなっていしまう」「どう対応したらいいか分からない」
そういう人たちにも耳を傾けたい。
でも、行政や社会はまだ十分じゃない。。
そんな中で、私たち一人ひとりができること。
地域で「見守る目」を増やし声を掛け合い、支え合って手を取り合う輪を広げることです。
コメント