ケニアに住む40代のワンガリさん(3人の子供を育てるシングルマザー)の
お話しを伺う事が出来ました。
収入に対しての支出をなるべく抑える為に、1日1食しか大人も子供も食べれないんだそうです。
支出
●家賃 250ミル (3ヵ月滞納 少しずつしか払えないので大家さんに交渉)
●食費 400ミル (1日1食 大人も子供も)
●学校 500×3ミル (先生と直接話して、分割にしてもらっている)
旦那さんは、癌ステージ4で亡くなる。
治療費がなくて、痛み止めだけで延命した。
現在、洗濯のお仕事をしているが
水がとても貴重なため
仕事は安定していない。
国からの水の支給はあるが、不衛生です。
市からの水の支給はあるが、こちらは少しは衛生的だがお金がかかる。
シングルマザーのコミュニティもなく、国からの補助もない為
とても孤独だし経済的も本当に大変。
特別なスキルがなくても始められるお仕事の為、シングルマザーにとって貴重なお仕事
ただ、洗濯を依頼する人が少ないと収入が激減する
●まず、このような状況を根本的に解決するためには何をしたらいいか考えます。
絶対的に必要なのは
スラム街のインフラ設備です。
洗濯には大量の水が必要の為、水道整備の改善と低所得者向けの水の補助が必要。
ケニアの政府は、もっとシングルマザーにも目を向けるべきです。
単なる、短期的な援助ではなく社会保障の強化や、生活のインフラの整備が早急に必要です。
一部の権力者が、私的にインフラ整備費などを使ってしまっていないか。
●透明性国際(Transparency International)の腐敗認識指数(CPI)では、ケニアは常に低いスコアを記録しており、汚職が深刻である事が国際的にも指摘されている。
まず第一に、この腐敗問題が解決できなければ何も始まらないです。
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